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簡単アイロンいらず!着用後スーツのシワ取りお手入れ方法

簡単アイロンいらず!着用後スーツのシワ取りお手入れ方法

80年以上生地を取り扱う羅紗屋直伝の簡単お手入れ方法

みなさんは1日着たスーツのお手入れは、どうされていますか?

脱いだ時、肘や膝にシワがついていませんか!?そのまま放っておくと、次に着る時までシワは残ったまま。アイロンは面倒だけど、シワ入りでだらしなく見えるのは印象も悪いので、ビシッと着こなしたい!

そんな人に、スーツ生地を扱って80年超になる羅紗屋が教える「アイロン入らず簡単お手入れ方法」をお伝えします。

用意するもの

洋服ブラシと霧吹き
ブラシは静電気の起こりにくい天然素材の豚毛か馬毛がおすすめです。
また、霧吹きに入れるのは普通の水道水でOK!

簡単お手入れ手順

スーツをハンガーにかける

1日着たスーツは、帰宅後ポケットの中身を全て取り出してハンガーにかけましょう。
スラックスは、足元からかけることで、お洋服の重みでよりシワが伸びやすくなります。

ブラシをかける

①繊維の流れを逆らうよう軽くブラシをかけてください。
これで服についたホコリや汚れを浮かします。

②次に、繊維の流れに沿ってもう一度ブラシをかけてください。
これで、先ほど浮かしたホコリや汚れを払います。

ブラシをかける際は、軽い力で生地のホコリをパッと払い飛ばすようにしましょう!ブラシを服に押しつけてこすると、摩擦で生地が傷むうえホコリや汚れが生地の奥に入り込んで余計に取れにくくなるのでご注意ください。

霧吹きをする

ブラッシングでホコリなどを払い落としたら、霧吹きをしましょう。
特にシワが残る「ひじ」「ベント周り」「膝裏」「股周り」を目掛けてしっかり水で濡らしてください。

ちょっと多いかな!?(写真ご参考に)くらいでも大丈夫です。しっかり湿らせ、あとは直射日光があたらない風通しの良いところに吊っておきましょう。

たったこれだけで、汗の臭いも残らずシワも伸びるため、アイロンなしで簡単キレイにスーツを保つことができます!

出張先では

霧吹きがない出張先では、シャワーを浴びた後の湿気がこもった浴室に30分ほど、同じようにハンガーに吊りかけておくと同じ効果が得られます。

まとめ

1日着たスーツは、脱いだその手でハンガーにかけて、軽くブラッシング&霧吹き!!
たったそれだけで、軽い働きジワはアイロンなしで簡単に取り除くことができ、次着る時もビシッと着こなせます!

スーツに使用されるウールは、呼吸する繊維と呼ばれ、湿気を吸ったり吐いたりしています。日中吸った湿気を、発散するお手伝いを霧吹きでしてあげることで、シワも一緒に伸びる性質となっています。
麻や綿の替え上着やスラックスは、霧吹きだけではシワが伸びきらないこともありますのでご注意ください。

アイロンいらずの簡単お手入れで、いつもビシッと素敵な人の印象を手に入れてみませんか?

 

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