季節別おすすめスーツ生地〜春夏編〜
- 2022.05.30
- HERO order
クールビズがすっかり浸透した日本の夏のビジネスシーン。
ネクタイなしでもOKでも、やはりスーツ・ジャケットは必須という方も多いのではないでしょうか。年々気温が高くなる日本の夏で、快適に過ごすためのビジネススーツをご紹介致します。
季節に合わせたスーツ生地選びの基本ルール
スーツ生地は3種類に分類される
- 春夏用
- 秋冬用
- オールシーズン用
春夏用は生地が薄く軽量で、秋冬用は生地が厚く暖かいことが特徴。そして、その中間を取った素材や厚みに織ったオールシーズン用に分類されます。
気温25℃を目安に衣替えをする
一般的に、気温が25℃になると衣替えをする目安と言われています。
春夏用は4月〜9月、秋冬用は10月〜3月にご着用していただくのが良いですが、温暖化の影響で温度の切り替わりが曖昧になっていますので様子を見ながら衣替えを行なってください。
夏用スーツにおすすめの生地と特徴
モヘア×サマーウール
- シャリっとしたドライタッチの質感で、清涼感がある
- 保温性が低いため、風通しが良く涼しい
- 反発力がありシワになりにくい
- 独特の光沢感が出る
シャリっとした質感は、人によっては”チクチクする”と感じられるかもしれませんが、そのドライタッチ感のおかげでウールより空気を溜め込まず涼しく着ていただけます。
リネン(麻)
- 吸水性と撥水性が高く、汗や雨に強い
- 使うほど柔らかく、光沢が出てくる
- 抗菌性があり、カビなどの繁殖を抑える
シワがリネンならではの特徴であり味ではありますが、カジュアル感が出てしまうためビジネスではサマーウール混のリネンを選ぶのがおすすめです。
より涼しいスーツにするための2つの工夫
仕立て
裏地や芯地を限界まで排除するアンコン仕立て。
表生地に使われている素材を裏地に変え、裏仕立て面積の多くの部分に用いる広見返しなど。
優れた通気性・吸湿性の効果や、軽いお仕立てによる軽快な着心地を実現します。
色選び
明るいカラーを選ぶことも、印象管理の観点から効果的。
白色は「清潔さ・純粋さ・爽快感を与える」といった色の効果があります。
よって、白に使い明るいカラーを選ぶと、涼しげな印象を与えることができます。
まとめ
本格的な夏が来る前に、夏におすすめの生地でビジネススーツをお仕立てすることで、ご自身の快適さと周りへの印象管理をコントロールし、あなたにとって”一目置かれる”ビジネススタイルを確立しませんか?
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