世界三大生地産地の1つ”尾州”へ行ってきました!
- 2024.11.01
- column
- オープンファクトリー、オーダースーツ、繊維、尾州
みなさん、おはようございます!
“身にまとう”を通じて 仕事も人生も楽しむお手伝いをしています、姫路のセレクトショップHERO店長 TOSHIKOです。
みなさんは、『世界3大生地産地』と呼ばれる、スーツなどの生地産地の一つが日本にあるって知っていますか??
イギリスのハダースフィールド・イタリアのビエラ、そして日本の尾州を合わせて世界3大生地産地と言います。
先日、その世界3大生地産地の一つ尾州で開催された『ひつじサミット尾州2024』という、オープンファクトリーイベントへ行ってきました!
紡績・染色・織り・編み・整理など、多くの工程を分業して産地一体でものづくりを続けている尾州。普段入ることのできない様々な工場が特別に公開され、産地ならではの魅力を直で感じられるイベント。
普段取り扱っている生地が、こんなにも多くの人の手にかかり、こんなにも多くの工程を経てやっと出来上がっていることを間近で見て感じられた貴重な体験。若い職人さん達がプライドとやり甲斐を持って仕事に取り組まれている姿は、シンプルにとても胸熱でした✨
このオルゴールみたいな白い板は、生地に柄を織り込む指示を出している指示書。
よく、インポートの生地と国産の生地の違いって何?と聞かれます。
一番の違いは、日本の水や湿度・風土に合わせて織ってあるから、扱いやすい点はあると思います。しかし、ここ尾州地方で織られている生地の一番の魅力は『低速織機』を使用して織られているその織り方そのものだと思っています。
世の中で求められる大量生産に対応するため高速織機が一般的な中、生産性はとても低いけれど、低速織機を使用することで、熱もかけず、糸を痛めず、空気をも含んだ”ふんわり”した独特で唯一無二の生地を織っている尾州の生地。スーツになって着込んでいくと、その風合いや耐久性などを感じていただけると思っています。
HEROでお取り扱いしている【DOMINX】は”ションヘル織機”という、特に低速の貴重な歴史ある織機を使用して織られており、実はヨーロッパの有名ブランドにも採用されている実力者です。
こんなに手間暇かけて作られる生地が、お値段だけ見られる繊維業界の課題も知っているからこそ、もっとこの価値を正しく伝えていきたい想いが大きくなり、より繊維への愛情が深まった1日を過ごしてきました✨
そんな生地達から、お客様おひとりお一人の体型・体格・好みに寄り添ってお仕立てさせていただくHEROオーダー。『ああしたい、こうしたい』とお話しながら仕上げていく過程も一緒に楽しんでいただきたいなと思っております!
【HEROオーダー価格表】
【出来上がり納期】
スーツ上下御仕立て上がりで約3週間~約1か月、ベスト付きは約6~7週間お時間いただいております。
【取扱い生地】
SCABAL・LANVIN・TAYLOR & LODGE・Ermenegildo Zegna・William Halstead・PIERRE BALMAIN・VALENTINO・Givenchy・Loro Piana・TRUSSARDI・MIYUKI・DOMINX・MILLION,,,etc
ご来店には予約は必要ありません!スタッフ一同心よりお待ちしております♪
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