2022年度版☆失敗しないスーツ選びの基準
- 2022.11.14
- スーツの豆知識

コロナ禍を経て、”制服”から”勝負服”へと変わりつつあるスーツ。
だからこそ、ひと昔とは違う「今」の時代にあった基準で選ぶ視点は非常に大切になっています。せっかくのオーダー、お気に入りの1着を愛情持って着ていただくために、抑えるべきポイントをご紹介します。
今のジャストフィットのサイズ感
パツパツの時代はもう終わり!
30代前半のお客様。ほどよくゆとり感あるサイジングが”今”っぽい!
ここ数年、スーツのトレンドは完全に「クラシック」へ回帰。これまで人気だった肩の内側まで入り込むような狭い肩幅や、フロントが閉まらないほど絞ったウエスト、脚の形が丸見えなくらい脚に張り付くタイトなスラックスのサイジングはもう避けるのがベスト。
大人の紳士は、心も服も【ゆとり】が必要です。
ジャケット
袖丈
画像引用:Men’s Ex
シャツが1〜1.5センチ出る長さがベスト。
この時注意していただきたいのが、シャツの袖丈が合っていること。カフスの先が手の甲に少しかかるくらいが適正です。
本来シャツは下着としてスーツを守る役割があるため、ジャケットの袖口の方が少し短くしましょう。
着丈
画像引用:Men’s Ex
お尻がほぼ隠れる着丈がベスト。単品のジャケットやカジュアルなものは、もう少し短めでもOK。
一時流行ったお尻が半分くらい見える丈は、どうしてもカジュアルになってしまいます。脱・パツパツ時代のスーツはエレガントにお尻もきちんと隠していきましょう。
ラペル幅
今なら8〜9センチ幅が適正。こちらも、ピタピタ時代から変化している部分です。
ダブルのスーツではもう少し幅広でもOK。
コーディネートのワンポイントですが、「ラペル幅とネクタイ幅は合わせましょう」というのは、実は昔から言われている暗黙のルール。知らなかった!という方も多いですが、この幅を揃えていると統一感も出て、グッと印象UPになりますよ。
スラックス
裾幅
画像引用:Men’s Ex
スラックスの裾幅は、19センチ前後がベター。
ゆったりしたデザインを着慣れてこられたご年配の方や、スポーツされていてふくらはぎがしっかりある方は20センチ程度と、最適な数値は全体のバランスを見て決めていきますが、22〜23センチ/17〜18センチといった過剰なゆとりや絞りすぎは避けましょう。
裾デザイン
こちらは一概に最適解がない部分になります。
礼服以外は必ず「ダブル」という方もいらっしゃいますが、ビジネススーツでも裾シングルはOK。
ダブルにした場合のダブル幅は、3.5〜4.5センチの基本は変わりませんが、カジュアルにしたいなら3センチといったようにドレス度に合わせて使い分けても良いでしょう。
まとめ
レディスに比べると、メンズスーツはトレンド変化の速度がやや緩やかです。
だからこそ、変化が起こっている今、その流れを抑えた勝負服を用意しておくのが”デキる”ビジネスマンではないでしょうか。もちろんそれを理解した上で、あえて細身に攻めるのはアリですが、まずは「守破離」の「守」を知ることをオススメしたいです。
スーツを着用するシーンに合わせ、こだわりの貴方だけの1着色々お話しながら一緒に作ってみませんか?
我々も精一杯ご希望にお応え出来るよう努力させていただきたいと思っております:)
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